こんにちは、ぱーぷる侍です。
今回は、外資系コンサルタントがおすすめロジカルシンキングを習得するための必読書を5つ選び紹介します。
コンサルタントは「ロジカル」、論理的であることが有名ですね。
複雑な問題を構造化したり、何も知らない相手に納得してもらうために分かり易く伝えたり、「ロジカルシンキング」はどのビジネスパーソンにとっても必要なスキルの一つと言えます。
このロジカルシンキングを最初から習得している人は稀で、プレゼンテーションや筋トレのように繰り返し訓練することで身に着けることができます。
今回は、あなたのロジカルシンキング力を鍛えるために、おすすめするロジカルシンキングに関する書籍を紹介していきます。
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おすすめランキング:ロジカルシンキング編
まずは、現役外資系コンサルタントがおすすめするロジカルシンキング本を5つランキング形式で紹介しています。
正直、どれも甲乙つけがたいほど良書が多いので、すべて手に取ってほしいです。
# | 書籍 | 著者 | 出版社 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
1 | 考える技術・書く技術 ―問題解決力を伸ばすピラミッド原則― | バーバラ・ミント | ダイヤモンド社 | ★★★★★ |
2 | ロジカル・シンキング | 照屋 華子・岡田 恵子 | 東洋経済新報社 | ★★★★★ |
3 | 問題解決プロフェッショナル―思考と技術― | 齋藤 嘉則 | ダイヤモンド社 | ★★★★★ |
4 | ロジカル・プレゼンテーション | 高田 貴久 | 英治出版 | ★★★★★ |
5 | マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング | 赤羽 雄二 | 宝島社新書 | ★★★★☆ |
最近では、ひろゆき氏のメディア露出により、ロジカル・論理的というのは、ひねくれのイメージを持っているかもしれませんが、物事の筋が通っているか、説明内容が伝わるのかという点から、ビジネスの場で必要なスキルであることに変わりはありません。
ぜひ、これを機に一冊手に取って、スムーズな仕事運びができるようロジカルシンキングの訓練を行っていきましょう。
おすすめロジカルシンキング本① 考える技術・書く技術 ―問題解決力を伸ばすピラミッド原則―
考える技術・書く技術 ―問題解決力を伸ばすピラミッド原則―
著者 | バーバラ・ミント |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発行年 | 1999年 |
ロジカルシンキング本のランキング1位は、堂々と「考える技術・書く技術 ―問題解決力を伸ばすピラミッド原則―」バーバラ・ミント(著)です。
コンサルタントのバイブルと言われているほど、王道のロジカルシンキング本です。
バーバラ・ミント(著)独自の「ピラミッド構造」を中心に、いかに物事を構造的に整理し、文章を書くことが、相手にわかりやすい説明につながるのか、解説してくれる一冊です。
ロジカルシンキングとは何か、何をもってロジカルと言えるのか?について、しっかりと習得したい人におすすめです。
内容は難易度が高いため、社会人1年目に読んで挫折した記憶があります。
一度読んで辞めるのではなく、少しずつ読み進めることや何度か繰り返し挑戦することで、物事をロジカルに構造化できるようになるための訓練になります。
繰り返し読むことでロジカルシンキングが身に付くでござる!
おすすめロジカルシンキング本② ロジカル・シンキング
ロジカル・シンキング
著者 | 照屋 華子・岡田 恵子 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
発行年 | 2001年 |
おすすめするロジカルシンキング本の2冊目もコンサルティング界隈で有名なロジカル・シンキングです。
2001年に出版されてから、継続して読まれているこちらの本からわかる通り、ロジカルシンキングの本質は変わりません。
そんな専門家二人の得意分野であるロジカルなコミュニケーションに焦点を当てたこちらの一冊は、説得力のある論理的な会話を展開できるようになるために必要な技術を教えてくれます。
MECE(ミーシー)やSo What? Why so?の観点から、結論を明確に話の漏れやズレをなくし根拠を提示する表現方法を学ぶことができます。
おすすめロジカルシンキング本③ 問題解決プロフェッショナル―思考と技術―
問題解決プロフェッショナル
―思考と技術―
著者 | 齋藤 嘉則 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発行年 | 2010年 |
おすすめするロジカルシンキング本の3冊目は、齋藤 嘉則(著)の「問題解決プロフェッショナル―思考と技術―」です。
齋藤 嘉則(著)もマッキンゼー出身です。
本書は、主に問題解決の思考法とそれらを支える技術が紹介されています。
前半はこれら思考法と技術について体系的に紹介されています。
また、後半は実践編として具体的な事例を取り扱い、前半に解説した思考法と技術を実務でどのように活用し、問題解決に至ったのかについて紹介されています。
事例もあり、とても内容を理解しやすい一冊でござる!
おすすめロジカルシンキング本④ ロジカル・プレゼンテーション
ロジカル・プレゼンテーション
著者 | 高田 貴久 |
出版社 | 英治出版 |
発行年 | 2004年 |
おすすめするロジカルシンキング本の4冊目は、「ロジカル・プレゼンテーション」です。
著者の高田(著)はアーサー・D・リトルにおいて、教育担当や採用担当を務めた経験がある方です。
現在は自身で設立したプレセナ・ストラテジック・パートナーズの代表を務め、ビジネススキルの研修事業を日本、アジアで展開しています。
そんな、高田(著)の有名な本書は、「提案」を中心とした内容で構成されています。
提案時に相手が納得をしないときのリアクションは、「本当にそうなの?」と「それだけなの?」の二つがあると紹介されています。
これらの点を含め本書では、「提案の技術」とは何かを考えるため、「論理思考力」「仮説検証力」「会議設計力」「資料作成力」の章立てで構成されています。
また、各章はストーリー・解説・まとめで構成されているため、リアルをイメージしながら必要な技術を習得しやすい流れで解説されているので、とても読みやすい一冊となっています。
どのビジネスパーソンにもおすすめしたい一冊でござる!
おすすめロジカルシンキング本⑤ マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング
マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング
著者 | 赤羽 雄二 |
出版社 | 宝島社新書 |
発行年 | 2019年 |
ロジカルシンキング本のおすすめ5位は、赤羽 雄二(著)の「マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング」です。
ロジカルシンキング(論理的思考)に関する、書籍だとどうしても内容が難しくなりがちですが、こちらはマンガなので初心者でもわかりやすい一冊となっています。
(本来のロジカルシンキングだと構造化し、わかりやすくがポイントなのですが、矛盾しているような。。。ということは置いといて)
赤羽著はあの「ゼロ秒思考」で有名なマッキンゼーでバリバリご活躍されていたコンサルタントです。
そんな赤羽著の一冊は、主人公がロジカルシンキングやフレームワークを学びながら目の前の課題を解決するストーリー構成となっているため、非常に理解しやすく、読んでいるだけですぐに職場で実践したくなります。
おすすめ1位から4位の書籍が少し難しかったと思った方は、ぜひこちらを一読してから再度チャレンジしてみてください。
赤羽さんのゼロ秒思考も一読をおすすめするでござる!
まとめ:おすすめ5冊を読んでロジカルシンキングを鍛えよう!
今回は、現役の外資系コンサルタントがおすすめするロジカルシンキング本を5冊紹介しました。
ロジカルシンキング(論理的思考力)は、複雑なことを分かりやすく構造化したり、納得のいく説明を行うことができるために必要なスキルです。
まずは、ロジカルシンキングとは何かを理解するために今回紹介した本を読んでみてください。
当たり前ですが本を読めばすぐに実践で使えるスキルを習得できるわけでもないので、地道に訓練していってください。
ロジカルシンキングは、筋トレのように継続することで少しずつ身に着けていくことができます。
Best is yet to come!
それでは、今日もわくわく行くでござる~!!
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