こんにちは、ぱーぷる侍です。
仕事をしていると、常にやらなきゃと思うことや必要以上に頑張っている自分がいて、疲れちゃったりしますよね。
今回紹介する書籍は、そんな頑張り屋さんのあなたの心を軽くさせてくれる、とても良書です。
業務量が多くて、もう嫌だと思う人にとって、いかに省エネで仕事を進められるか、ヒントが詰まった一冊となっています。
「エフォートレス思考 – 努力を最小化して成果を最大化する」 グレッグ・マキューン著
「 エフォートレス思考」は人気なビジネス書でもある「エッセンシャル思考」の二作品目になります。
エッセンシャル思考は「何を」やるかを見極める技術であり、エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術です。
拙者も毎日タスクに追われていたのですが、この本を読んで重荷が降りましたので、2022年で1番おすすめする一冊です。
- 外資系コンサル会社の管理職
- わくわくブログ(仕事×人生がわくわく)
- Twitterはフォロワー数:1,800人
エフォートレス思考:おすすめ度★★★★★
「エフォートレス思考」とは、力を抜いて結果を出す方法です。
そして、本書ではこのエフォートレスな状態を、頻繁に確実に体験するために必要な、精神・行動・しくみ化の方法が紹介されています。
おすすめ度 | ★★★★★ |
内容の濃さ | ★★★★☆ |
実践での活用度 | ★★★★★ |
何度も読みたいか | ★★★★★ |
わくわく度 | ★★★★★ |
エフォートレス思考の内容は、目から鱗が落ちることしかありません。
エフォートレス思考の著者:グレッグ・マキューン氏
「エフォートレス思考」の著者である、グレッグ・マキューンはMcKeown Inc.のCEOとして、Apple、Google、Facebookなど、有名な企業のコンサルティング支援を行っています。
また、エッセンシャル思考を2014年に発刊してからは、書籍の内容の講演やハーバード・ビジネス・レビューへのブログ記事の投稿など幅広く活躍されています。
本書はエッセンシャル思考で学んだ内容を、どのように仕事や人生で生かしていくべきか、簡単なステップを学ぶことができる内容となっています。
マキューン氏の熱いメッセージが込められた、一番大事なことを一番簡単にやるために必要なことを紹介しています。
エフォートレス思考の要約:頑張らずに結果を出す思考法
本書は、「エフォートレス思考」を読者が身に着けるために、3部構成から解説されています。
- エフォートレスな精神
- エフォートレスな行動
- エフォートレスのしくみ化
①エフォートレスな精神では、肉体的にも精神的にも疲れのない状態であり、エネルギーに満ち溢れた状態のことを指し、これに必要な思考について、5つの観点から紹介されています。
まずは、エフォートレスな状態を知りましょう。
②エフォートレスな行動では、より少ない努力で大きな成果を出すことを指し、どのように頑張りすぎずに結果を出すために必要なことを簡単なステップで紹介されています。
明確なプロセスなので、今日から簡単に真似できるわ。
③エフォートレスのしくみ化では、自動化することや最初に力を注ぐなどのしくみを作ることで、より少ない努力で繰り返し成果を出すことができるようになることを教えてくれます。
エフォートレスな精神と行動が身に着いた次のステップ!
この3部構成によって、だれでも簡単にエフォートレス思考に関する理解を深め、今から一つでも改善するべきポイントを洗い出すことができると思います。
エフォートレス思考:一読のすすめ
エフォートレス思考は、いわゆる効率化するためのビジネス書ではありません。
そもそも、なぜエフォートレス思考を身に着けるべきかを根本的に問いており、日頃の精神と行動に着目しています。
ただのノウハウ本ではなく、日々の仕事に対する向き合い方について、見直すきっかけを与えてくれます。
本書では具体例を含めて紹介されているので、非常にわかりやすく、各章は短くエッセンスを抽出しやすいため、自身の状況と照らし合わせながら、少しずつ読み進めるのにオススメです。
特に共感した部分を簡単に紹介します!
RELEASE(解放)頭の中の不用品を手放す
この章では、頭の中、心の中にある不用品を手放すことの大切さについて紹介されています。
不用品があるからこそ、それに圧迫され、頭の処理スピードも精度も落ちてしまう
拙者自身、毎日タスクに追われており、無数に続くTodoリストに頭に常に残っており、これが虫歯のようにいつもズキズキとしていました。
どこかでリセットをしなければと思っていましたが、エンドレスに続くこのTodoには終わりがなく、本来は簡単にできるはずのTodoも対応できていない事実と時間が過ぎることで、さらに大きなプレッシャーとしてのしかかってきました。
毎日、重荷があり辛かったでござる。
また、その状況が続くことで、ネガティブになっている拙者がいて、さらに頭と心のスペースが少なくなってしまっていることに気付きました。
不満を言うだけなら誰にでもできる。そして不満に身をまかせるうちに、頭の中に無価値なゴミが溜まり、自由に使えるスペースがどんどん減っていく。
エフォートレス思考(グレッグ・マキューン著):かんき出版
ここから、どんな小さなことも含めて、頭や心のスペースをブロックするものは何かを洗い出し、それを一つずつ駆除することに行動してみました。
そうすると、少しずつですが、頭や心がすっきりしてくることを感じました。
やらねばの心が積み重なり、楽しいはずの同僚とのランチの約束が重荷になっていることにも気付けました。
何かを失う前に、今からエフォートレスに思考・行動を見直す
今まで拙者は、自分の努力で戦っていましたし、成果物の品質を上げるためには時間も惜しまないでいました。
また、今の仕事は最初から忙しいものだから、仕方ないとあきらめていました。
しかし、拙者自身にかかっている負荷や時間の制約や精神的に辛そうな同僚を見て、根本的に何かを変えないといけないと真剣に考えさせてくれたのが本書です。
人生100年時代だからと言って、無限に時間があるわけではありません。
資本となる体や心にダメージを負っては、ある時間をフル活用はできなくなってしまいますし、やはり大切なことに時間を割いていきたいですよね。
だからこそ、本書から得た学びを少しずつ人生の一部に取り入れて、エフォートレスに物事を進める術を学んでいきましょう。
良い生活は、良い習慣から始まりますので、一つずつ取り入れましょう
あとは、エフォートレス思考を読んで実践するだけ!
拙者も早速、仕事において実践していますので、参考にしてみてください。
まとめ:エフォートレス思考を実践してみよう
今回は、「エフォートレス思考」グレッグ・マキューン著を紹介しました。
今まで読んできた本の中でも、拙者の現状にとても刺さる内容であり、仕事の在り方、進め方を見つめなおし、行動変容を行うきっかけとなりました。
あなたも少しでも、忙しくて大変と感じるのであれば、こちらの一冊を手に取ってみてください。
この本を通じて、少しでもあなたの心や毎日にゆとりが生まれたら嬉しいでござる。
Best is yet to come!
それでは、今日もわくわく行くでござる~!!
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