こんにちは、ぱーぷる侍です。
今回は仕事がうまくいかない原因20選のうち、『Who』の観点について紹介していきます。
その前に、仕事がうまくいかない原因【20選】をまとめて別の記事で紹介していますので、まだ読んでない方は、まずはそちらをチェックしてみてください!
今回は、「Who」の観点で抱えている悩みやモヤモヤの原因を深掘っていく記事です。
具体的な対応策を紹介していきますので、最後までチェックしてみてください。
拙者の名前は、パープルではなく、ひらがなでぱーぷる侍でござる。
原因⑧:誰を巻き込むべきかわからない
いつも誰を巻き込むべきかわからないよ。他の人に僕の大事なお菓子を共有したくないな~!
一人じゃできることは限られてしまうね。あと、お菓子は仲良くシェアしようね!
ビジネスをやる上では誰でも一人では何も実現できません。
例えフリーランスで働いていたとしても、関係協力者や新しい案件を繋いでくださる方、そしてお客さんがいます。
誰を巻き込むべきかわからない原因を深掘り、
しっかりと必要な人を巻き込めるようになりましょう!
原因⑧の深堀り
それでは、誰を巻き込むべきかわからないことについて、原因の詳細を見ていきます。
原因⑧-①:登場人物を知らない
他の部署の部長やサプライヤーなど人が多いけど、
全員の名前も役割も覚えていないな~
ごろくん、関係者の全体像がつかめていないね!それでは、仕事をうまく進めるのは難しいよ!
仕事上ではたくさんの人と一緒に仕事をします。
まず理解するべきポイントは、仕事は決して一人で仕事をしているのではなく、この他の方と共存しながら進めているということです。
このポイントを理解しないと、自己中心的に仕事を進めている可能性があります。
関係者すべての名前とそれぞれの関係性を言えますか?
また、実は仕事に関わる人は大勢いるため、全体像をつかんでいないと苦労します。
- 実は部長の承認が必要だった
- 資料作成をお願いする人を間違えた
- 製品デザイン後の確認を巻き込むことを忘れていた
- 他の部署の部長が反対してきて、企画がとん挫してしまった
一部の事例しか挙げられていませんが、登場人物のことを知らないから陥りやすい失敗内容だと思います。
やるべきこと(What)と期限(When)を明確にしても、それとセットに誰に(Who)の観点がアクションとして整理されていないことが、登場人物をおろそかにしてしまう、大きな原因かもしれません。
原因⑧-②:誰が専門家かわからない
企画書に専門的な見解がないと言われてしまったけど、もう無理~。
それは社内の専門家の意見を聞いていないかもしれないね!
どんなにスーパービジネスマンでもその人一人で全てをやり抜くことは無理です。
そのため、企画を進める際は特に、各分野の専門家と密にコミュニケーションを図ることで、企画の内容をより堅牢なものにすることができます。
しかし、これをやるためには誰がどの分野について詳しいのかを知っている必要があります。
社内・社外問わず、まきこむべき関係者の中で、誰が何を知っているか、何に強いかを知らずに適切なサポートを得ることはできません。
専門家を知らないがため、企画の品質が低くなっているかもしれません。
原因⑧-③:誰がブロッカー(障壁)なのか特定できてない
また隣の部署の部長に企画を止められてしまったよ
もしかして、誰がブロッカーが特定できていないのではないかな?
仕事上、会社の全員があなたに賛成することは、ほぼありません。
利害関係の不一致であったり、妬みだったり、理解不足だったり、色々な要因で反対されることがあるとあります。
でも、この反対してくるブロッカーを特定していないと、ごろくんのように企画が止められてしまうこともあります。
過去クライアント先で見てきた事例の一部を紹介しますが、ブロッカーを未対処の場合に起き得うることは以下です。
- 裏で陰口を叩かれてしまう
- 体制図(役割)を奪われてしまう
- 事実とはかけ離れたこと噂を流され、プロジェクト推進が困難になる
- プロジェクト推進上でクリティカルではないことも含めて、突っかかってくる
- 他部署の役員が社長に事前に根回しをしてしまい、追加で説明責任を求められてしまう
このような状況は、全て未然にある一定は防げたと思います。
しかし、障壁となることを考えず、認知しなかったため大きなことへと発展してしまいました。
ブロッカーの特定ができないと、大きな抵抗を生む可能性があります。
原因⑧の対応策
原因はわかったよ~、全部できてなかったけど何をすればいいの?
対応策を3つ紹介するよ!
それでは誰を巻き込むべきかわからない点について、具体的な対応策を3つ紹介します。
対応策⑧-①:登場人物を全て書き出す
対応策の一つ目は、とりあえず関係者を全員書き出すことが重要です。
実は、登場人物は大勢いるのです。
桃太郎のように、桃太郎、おじいちゃん、おばあちゃん、イヌ、サル、キジ、鬼であれば、簡単ですが、プロジェクトや仕事上はそれほど簡単ではないでしょう。
担当役員、承認者、開発、企画、営業、部下、お客さん先の担当者、お客さん先の担当者の上司(承認者)、仲介者、製造工場長、などキリがないのでこんな感じです。
実はこれらを書き出して、ちゃんとパズルのように組み立てておかないとどこかしらで抜け漏れが発生してしまったり、誰かに迷惑をかけてしまうかもしれません。
そのため、まずはそもそも誰を巻き込むべきか、関係者を洗い出しておきましょう。
対応策⑧-②:関係者と日頃から会話する機会を設ける
2つ目の対応策は関係者と日頃から会話する機会を設けることです。
これを行う一番の目的は、職場の同僚や関係者についても理解を深めるためです。
(もちろん関係構築をできるのであれば、それもやってみましょう)
これは、「Know Who」とよく言われることです。
ノウフー(know who)とは、「誰が何を知っているのか」「どこにどんな業務の経験者やエキスパートがいるのか」といった組織内の人的資源情報を蓄積し、検索できるしくみのこと。
出典:日本の人事部 | ノウフ―
つまり、先ほど挙げた登場人物と交流を深め、誰が専門家かを抑えることで、必要に応じてその人に相談することができるようになります。
もし、このKnow Whoを知らなければ、そもそも誰に相談すればいいのかわからず、そこで作業がストップしてしまうか、専門家の意見を反映せずに作成物を提出してしまうことになり、失敗してしまいます。
Know Whoを知っていることで、困ったらどこに行くべきか窓口が明確になるので、全て自分で抱え込む必要性がなくなります。
対応策⑧-③:それぞれの役割を確認する
登場人物を全て書き出し、それぞれのことをより知ることができたら、最後は各人の役割を明確にしましょう。
今回はプロジェクトで一般的に使われる、RACIを用いて役割の違いについて見ていきます。
役割を甘んじていると、プロジェクトや企画全体が進捗しなかったり、責任の押し付けになったりします。
また、そもそも役割を持っていない人が急に偉そうに口を出してきたりします。
そういったことを防ぐために、役割分担を明確にしましょう。
先ほど挙げた登場人物をしっかりとこのR・A・C・Iに当てはめることで、部署・チーム間での認識の齟齬も少なくなります。
今回は、RACIについては詳細に説明はしませんが、誰が担当者で、責任者で、協業先で、報告対象であるかを明確にしておきましょう。
まとめ:登場人物を知り、ちゃんと巻き込むべき人を巻き込みましょう!
今回は、【仕事がうまくいかない】原因20選の対応策:Who(前編)として、原因⑧:誰を巻き込むべきかわからないについて紹介しました。
簡単に今回の内容を纏めると以下です。
早速今回の内容を実践に活かしてみましょう。
皆さんが今日からトライできることを纏めています。
今日からトライできること
【仕事がうまくいかない】原因20選の対応策:Who編(中編)もお楽しみに下さい。
あなたの仕事がうまくいくことを心から応援しています!
Best is yet to come!
それでは、今日もワクワク生きてごんざる~!!
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