こんにちは、ぱーぷる侍です。
カタカナのパープル侍ではなく、ひらがなでぱーぷる侍です。
今回は仕事がうまくいかない原因の2つ目の観点である、『Where』の中編を紹介していきます。
Whereとは、仕事をするうえでの『場』のことを指します!
仕事がうまくいかない原因【20選】は別の記事でも紹介していますので、まだ読んでない方は、まずはそちらをチェックしてみてください!
また、Whereの前編を読んでない方はそちらと併せて読んでください。
さて、準備はできましたか?
今回は、「Where」つまり、場所・場面に関するモヤモヤを抱えている人に向けて書いていますので、該当する方はぜひ読んでみてください。
今回は拙者自身が、日々のコンサルティング業務の中で、体験したことや同僚やクライアントの仕事ぶりを見てきて感じたことを基に書きましたので、参考にしてみてください。
原因⑤:どこが落としどころかわからない
これは特に社会人1年目や職種が変わったばかりだとよくあると思います。
議論や商談の際、想定していなかったことが起きると、どのように決着を付ければいいのか、「落としどころ」がどこかわからないです。
今回は、この「落としどころ」の原因について深掘って考えていきます。
原因⑤の深堀り
落としどころを理解するのは難しいです。
拙者も入社した当初は何が会議で話されているかもわからなかったでござる。
落としどころがわからない理由は主には2つあると思います。
原因⑤-①:その場の目的を理解していない
原因⑤-②:落としどころを認知する経験が不足している
原因⑤-①:その場の目的を理解していない
どこが落としどころかわからない原因の一つとして、その場の目的を理解していないことが挙げられます。
その場と言うのは、毎回の会議や交渉の場を指しますので、毎回参加する予定の会の目的を知らないで参加しているのであれば、それは冒険をしながら、地図も目的地もないのと同じ状態かもしれません。
また、毎回毎回目的やゴールを設定したとしても、その場限りの単発の目的やゴールになってしまうことが、多くどこで落とすのが最適なのかは理解することが難しいです。
原因⑤-②:落としどころを認知する経験が不足している
落としどころを見つけるのは、正直難しいです。
理由は簡単です。
ライブだから!
いくら準備していても、相手の反応や場の流れによって全てに影響があります。
そのため、経験が不足している状態であれば、落としどころを見つけるのが困難であります。
初めて対応する場合は、どこへ落とすことがそもそも正解なのかも分かりません。
そのため、何も収穫がない会議を終え、上司に報告することもあるかと思います。
そして、上司に怒られて、自分自身の失敗に気付くこともあるかもしれません。
原因⑤の対応策
落としどころを見つけることは、すぐにできるようになる内容ではないかもしれません。
しかし、今回もしっかりと対応策を紹介するので、当てはまる人は対応策をぜひ取ってみて、長期的に自分自身を強めていきましょう。
それでは具体的な対応策を見ていきましょう!
対応策⑤-①:目的をノートに書いてから会議に臨む
対応策はいたってシンプルです。
目的をノートに書いてから会議臨む
会議やディスカッションがある場合は、毎回目的をノートやPCにしっかりと明記してから会議に参加しましょう。
これを実践するだけで、目的を達成することが困難でも、どこまで行けるのか落としどころが見えてきます。
また、会議の始めに参加者と目的やゴールの共有を始めるのも効果的です。
最初に共有することで、議論が彷徨っても目的に戻ることができ、落としどころに着地しやすくなります。
対応策⑤-②:交渉術を勉強する
二つ目の対応策です。
交渉術の知識を習得しましょう。
経験不足の解決法として知識の習得を挙げたことに違和感を持ったかたもいるかもしれません。
大きな理由は、今後あなたは色々なことにチャレンジしていく際、初めから落としどころを見つける機会に何度も出合うからです。
知識によって裏付けられている行動を早いうちから養うことが非常に効果的です。
会議の場は常に交渉です。
お互いの目的や共通のゴールを達成するために集まっています。
そのため、交渉術をしっかりと勉強することが、この「交渉の場」における皆がハッピーになる落としどころを見つけるのに適していることがわかります。
交渉なんて高度なことは必要ないかも⁉と思っている方は、完全な誤解です。
日常生活でも活用できる非常に強力なスキルなので、勉強しておきましょう。
せめて、ZOPA(Zone of Possible Agreement)とBATNA(Best Alternative to Negotiated Agreement)の考え方だけでも勉強しておきましょう。
原因⑥:どの場面やシーンが重要かわからない
先ほどの落としどころは各会議毎における重要な点はどこだろうかという視点で考えましたが、今回はその会議が連続的に開催される中での、どの会議が重要なのか?
という中期的な視点を見ていくことになります。
ビジネス上にはたくさんのシーンがあるから、どれも重要じゃないの?
僕にとっては、ランチとおやつの時間が重要だよ!!!
原因⑥の深堀り
どの場面やシーンが重要かわからないというのは、キングダムにおいてはどこで戦況が変わるか読めないのと同じです。
つまり、これを抑えておかないと勝つことはできないということです。
それでは、原因を詳細に見ていきましょう。
原因⑥-①:ビジネスを長期的な目線で捉えていない
ビジネスは基本的には長期的な視点で動くべきです。
若手の頃は毎月のノルマや目の前のことばかりに集中してしまうため、なかなか長期で考えることが難しいかもしれませんが、これはビジネス上の本質とはかけ離れているかもしれません。
企業は長期的に活動する前提で作られており、どの企業も1年で終わりたいなど思っていないはずです。
(売却目的などはまた別の時に話しましょう。)
我々の行動は時に短期的かつ断片的になってしまいます。
そのため、毎週毎週の行動や決定事項がつながりを持たず、すべてが途切れたレールのようになっていることも多々見かけます。
多くの場合は、目の前のタスクを完成させることに時間とエネルギーが注がれ、長期的なお客さんとの関係構築や、再現性のある仕組みづくりを行うことへの目線が欠如しているからです。
短期的には欠如していても問題はありませんが、自分で何か価値を生み出そうと思う場合はこれがネックになるかもしれません。
原因⑥の対応策
長期的な視点を養うことは時間がかかります。
でも、これをいつか身に着けないと勝てないので、今から意識して行動しましょう。
早いに越したことなしでござる。
対応策⑥-①:ゴールから逆算する
解決法は、
ゴールから逆算する
することです。
一般的な解決法ですが、これにつきます。
ゴールから逆算することで、どの順序で攻めていくのか全体の地図を描けるようになります。
明確なゴールイメージを持つことで、全4回の会議が開催される場合は、どこが一番の山場なのかを事前に知り、それに合わせた行動をとることができます。
それができるようになれば、あとはそれをしっかりと明記し、各会議や商談の目的・ゴールに落とし込むことで堅牢な計画を立てることができるようになります。
場当たりで動くこともこれでなくなり、再現性のある行動に変わっていくでしょう。
まとめ:重要なポイントを理解して、成果を出していこう!
Whereを安易に働く場所ではなく、落としどころと重要な場面・シーンについて考えていきました。
ビジネスをやってくうえで、この点は非常に重要な点ですので何か学ぶことができたのであれば、嬉しく思います。
ブログを読んでくださってありがとうございます。
この時間を無駄にせず、更なる成長に向けて行動していきましょう。
もし、参考になった場合は今回の内容を基に、もっと深く根本的な原因について考えてみてください!こればかりはケースバイケースですので、あなたの状況に沿った原因を見つけていきましょう。
次回は、Whereの後編を見ていきますので、楽しみにしていてください!
また、Whenについてまだ読んでない方がいたら、ぜひチェックしてみてください
あなたの仕事がうまくいくことを心から応援しています!
Best is yet to come!
それでは、今日もワクワク生きてごんざる~!!
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