こんにちは、ぱーぷる侍です。
さて、質問です。仕事ができる人とできない人の違いは何でしょうか?
コミュニケーション能力が低い、先が読めない、何度言っても覚えない、など色々と意見が挙がってきそうですね。
拙者は外資系コンサル会社で働いているので、クライアント、ベンダー、社内のメンバーなど、プロジェクト単位で働く人が入れ替わります。そのため、今までたくさんの人と一緒に仕事をする機会がありました。
今回は、そんな拙者が外資系コンサル会社で働く上で出会ってきた、仕事ができない人の特徴を5つご紹介します。
- 仕事ができない人の特徴を知りたい人
- 自分が仕事ができない人になっていないか気になる人
仕事ができない人の特徴を理解できると、自分がそうならないよう意識が回りますね!
仕事ができない人の特徴① 日程調整ができない
仕事ができいない人の特徴として、一番最初に思いつくのは「日程調整ができない」です。
コンサルのプロジェクトでは、日程調整は一番下のスタッフが担当するケースが多いですが、拙者はそもそもそれ自体が間違いだと思っています。
一番若手に日程調整を任せるということは、それだけ日程調整を軽視していることの現れだと思います。
ではなぜ、日程調整が重要なのか?
それは、仕事は期間の中でたくさんの関係者を巻き込みながらプロジェクトを進めていくからです。
つまり、「いつ」、「誰と」、「何を」、「どの順番で」会話していくべきかを理解したうえでデザインする必要があるため、全体像が見えたうえで、戦略的に日程を調整する必要があります。
これは難しいでござるよ!
では、仕事ができない人の日程調整とはどのようなモノでしょう?
- スピード感が無い
- 自分都合
- 相手の時間へのリスペクトが無い
- 必要な関係者を巻き込めていない
ざっとこんなところでしょうか。
自分よがりでとりあえず参加者全員が空いている箇所で会議を設定するような日程調整です。
日程調整をする際、お偉いさんの日程を数日間仮で抑えて、忘れたころに日程を確定する場面もNGですね。
何よりも、目的や先の状況を意識せずに日程調整を行っていると、ズルズルと後ろ倒しになり、プロジェクトが遅延につながる可能性があります。
されど日程調整ですが、これの基本をできない人は、仕事ができない烙印を押されてしまうかもしれません。
クライアントや関係者の夏休み状況を事前に把握するのも、プロジェクトをスケジュール通りに進めるうえでも重要なので、そのコントロールも行っていきたいですね。
仕事ができない人の特徴② 約束・時間を守らない
仕事ができいない人の特徴その②は、「約束・時間を守らない」です。
「新人じゃないのだから、そんな社会人マナー的なことできない人いるの?」と思うかもしれませんが、実際に様々な場面で見かけます。
例えば、クライアントに送付する資料の期限を悠々に過ぎてしまうことや、会議の場で「検討しておきます等」逃げた言葉を使った後、何事もなかったかのようにその約束すらも忘れていることです。
コンサルタントは口が達者なので、何かとごまかしているつもりですが、普通に約束を破っています。
最悪の場合は本人はうまく、切り抜けたと思っており、約束の存在すらも忘れているかもしれません。
その他コンサルの人の特徴が気になる方は、「コンサルあるある」を読んでみてください。
ちょっと脱線しましたが、「約束・時間を守らない」のは出社や会議の時間を守らないという訳ではなく、約束していた期日に間に合わない、約束を忘れてしまったかのように行動してしまうなどが、該当します。
仕事をする上で、「信用」は成果と同様に大事です。
しかし、約束を破ること、時間を守らないことは、この信用を落としています。だから、約束・時間を守らない人には、チャンスはめぐってきません。
また、約束は自分ひとりではなく、他者と設定するものなので、確実に相手に影響を与えます。
約束を破るという行為は、その人の時間や存在を軽く扱っていることと同様です。
信用されない行動を繰り返すビジネスパーソンは、やはり仕事ができない特徴でござるね。
仕事ができない人の特徴③ オリジナリティを出そうとする
仕事ができない人の特徴その③は、仕事において「オリジナリティを出そうとする」ことです。
ぱっと聞くと、悪いことのように感じにくいですが、よ~く考えてみると、仕事には大方先人の知恵によって、ある程度の型がどこかしらにあります。
営業のやり方や、報告書のテンプレート、業務遂行におけるマニュアルなど、決まった形式がある程度はあるはずです。
基本的にはこの型通りに遂行することで、合格点を目指すことができるはずです。
しかし、仕事ができない人はなぜか、そのマニュアルや型にはめずオリジナリティを出して、今まで見たこともないゴミを量産していることが多々あります。
ビジネスでは、「守破離」とよく聞くかもしれません。もともと、茶道などで使われていた言葉です。
守破離とは、剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
goo国語辞書|守破離
この守破離のようにまずは、型に忠実になって、できるようになってから更に付加価値をつけるべきです。
合格点以上をコンスタントにとれるようになってから、オリジナリティを加えるのはとても素晴らしいことだと思います!
仕事ができない人の特徴④ 感情の起伏が激しい
仕事ができない人の特徴その④は、「感情の起伏が激しい」です。
ビジネスの場は、感情を無視して、ロジカルで物事を進められるほど単純ではありません。
ほとんどの場合は、ビジネスはお客さんがいて成り立っているので、相手の感情を理解しながら進めることが成功の秘訣の一つだといえます。
しかし、自身の感情の起伏が激しいのはまた別の話です。
仕事ができない人は、自身の好き嫌いが激しく、好きと嫌いによって仕事のパフォーマンスに影響が出てしまいます。
好きなことに対しては、ものすごく力を入れ、嫌いなことに直面すると子供のようにダダをこねて何も進められません。
特に嫌なことに対する負のエネルギーが大抵の場合は、本人の中にとどまらず周囲に悪影響を与えます。
こういった、周囲に悪い影響を与えるほどの感情の起伏が激しい人は、仕事ができないといわれてしまいます。
仕事ができない人の特徴⑤ 一言多い
仕事ができない人の特徴その⑤は、「一言多い」です。
これは、実は意外とやってしまっている人がいるのです。
「口は禍の元」とも言うように、ビジネスをする上で口数が多くて得することは少なく、むしろ失敗することの方が多いです。
「一言多い」人は、相手のことを考えずに自分の思うままのことを気持ちよくなってそのまま言ってしまうのでしょうか。
その一言が、相手を傷つけ、チームの士気を下げることの理解をしていないケースがほとんどです。
最悪なのは言ってしまった本人は、たまたま口に出てしまったと思っているだけに過ぎないかもしれませんが、その軽いスタンスが更に事態を悪化させています。
他の特徴でも触れましたが、やはり自分の行動の影響を考えないことや、相手のことを考えられないのが原因ですね。
一言多い人は、自分自身が思っている以上に確実に損しています。
口数には気を付けましょう…
まとめ:仕事ができない人になるな
ここまで、仕事ができない人の特徴を5選紹介しました。
- 日程調整ができない
- 約束・時間を守らない
- オリジナリティを出そうとする
- 感情の起伏が激しい
- 一言多い
あなたは、今回挙げた5つの特徴にどれほど、当てはまりましたでしょうか。
0個であってほしいですが、もし当てはまることがあればまずは自覚することから始まります。
ぜひ、今回の内容を踏まえどのようにしたら改善できるのか考える時間を作ってみてください。
ぜひ、仕事ができる人になっていきましょう。
Best is yet to come!
それでは、今日もわくわく行くでござる~!!
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